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  UPDATE 10.07.12    

 

外断熱とは?

 建物には、熱の影響から建物を守る「断熱材」が施されています。
 躯体がRC造で断熱材を建物の外部側に施しているもの「外断熱」といいます。
 建物の内部側に施しているものを「内断熱」といいます。

 
   コンクリートには畜熱性能があるため、断熱材がその内側か、外側かで大きな差が発生します。
 しかし、木材には畜熱性がなく、逆に木材自体がある程度の断熱性能を持っているので、断熱の内外で
 大きな違いは、生まれません。軸組材の外側で断熱しているものは「外張り断熱工法」、柱と柱の間に、
 断熱材をいれるものを「木造充填工法」といいます。

  これまで日本では、内断熱が多く採用されてきました。これに対してスウェーデンやドイツ、アメリカ等
 欧米諸国では「外断熱」が主流となっています。 なぜ日本では「外断熱」が普及しなかったのでしょうか。
 それは外断熱の場合、当初の建築費が1〜2割高くなり(現在は安価な工法が可能となりました。)、
 内断熱の方が工事も簡単で安価ということにあったと考えられます。しかし、いかに当初価格が安くても
 耐久性が低ければ決して安いとは言えません。欧米諸国では、基本的にこういった考え方にたって行動
 することによって、1973年のオイルショック以降コンクリート建築は教会や特殊な文化施設などを除いて 
 全て、「外断熱」となったのです。
 現在、日本でもより優れた工法である「外断熱」に注目が集まっています。

          外断熱工法                              内断熱工法
高耐久性躯体・快適な室内環境・省エネ・結露防止・カビ、ダニ防止

 上図のように、
「外断熱」は建物全体を断熱材ですっぽり包み込む工法なので、外気の変化による
 躯体への影響が少なく、一度暖めたり冷やした室内の温度は保たれやすく、夏涼しく冬暖かい環境
 がつくれます。
冷暖房負荷の減少建物の長寿命化結露・カビ等の抑制ができます。
 逆に、「内断熱」は断熱材を躯体の内側に設置している為、外気の変化に合わせて躯体が影響を
 受けやすく、外気温の上下に合せて躯体の温度も上下し室内の温度も影響を受け易くなります。
 この温度差により結露も起こし易くなります。
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